繰り返すニキビ肌荒れに悩む方へ、美肌のための食事の改善点。タンパク質・脂質・糖質編

こんにちは。超絶お肌が弱かった薬剤師のイセフジです。

今回はニキビ、肌荒れに悩む大人女子のために、一体どんな原因があるのか

・タンパク質

・糖質

・脂質

の観点からみていきたいと思います。

ニキビ、肌荒れ肌の方が知らず知らず摂りがちな食事について。

 

私も長いこと、ニキビやアトピーや原因不明の肌荒れに悩まされてきましたが、食事による影響はか、な、り、あります!!

知識を深めて生活習慣や好みの食べ物を変えて行ったら、少しずつ肌の調子が変わってきます!!

もう、それは100%といっていいくらい変わります!!

ニキビやアトピーなど肌荒れに悩んでいるすべての人に、栄養面からのアプローチを知っていただき、少しでもお役に立てたら嬉しいです。

 

今回は三大栄養の糖質、タンパク質、脂質とお肌の関係についてお話していこうと思います。


タンパク質

まず、お肌って、何からできているか知っていますか?

お肌をはじめ、毛や爪の主成分はケラチンです。

ケラチンは硫黄(S)を含むタイプのアミノ酸がいっぱい集まったタンパク質からできています。

硫黄を含むタンパク質は動物性タンパクにのみ含まれているので、美肌には動物性タンパクを多くとった方がいいとされています。

 

一日に必要と言われているタンパク質は50g~100gで、その人の体重と日ごろの運動量などによって変わります。

 

自分の体重(kg)×〈体重1kgあたりのタンパク質必要量〉=(g)

で自分に必要なたんぱく質の一日のgが出てきます。

 

このgの2/3は動物性タンパクで摂取した方がいいといわれています。

牛肉、豚肉、魚肉、鶏肉、鶏卵、牛乳、チーズなどから摂取できます。

でも、その豚肉なら豚肉100g摂ったらすべてタンパク質だとはならないので、気を付けて!!

 

卵1個で6.2gくらいにしかなりません。牛乳200mlで7.2g。お肉ならそこの部位でも脂の量が違うので変わってきます。

 

1日タンパク質が50g必要とすると、卵だけだと8個一日に食べなくてはいけないから。

他のものもまじえて食べましょう。

 

動物性タンパクは角化(お肌が生まれて垢として剥がれ落ちるまでの過程)が順調に行われるうえで必要で、不足してくると皮膚の表面がカサカサしてきてしまいます。

 

爪や髪の毛が丈夫であるためにも必要なので、ダイエットをしている方も、しっかり摂っていただかないとカサカサでボロボロな印象になってしまいます。

 

表皮の下の真皮にある弾力繊維、結合繊維もタンパク質からできているので、お肌の弾力、ハリに関係しています。

不足すると、だるんだるん感が出てくるので気を付けてください。


糖質

糖質は一日のカロリーを保つうえで必要な成分ですが、美容的には摂りすぎるとあまり良くありません。

いっぱい摂りすぎるとお肌に色々な障害を招きやすいのです。

 

いっぱい摂ると脂肪に変わるのは有名ですよね。

まず太ります。

摂りすぎたら脂肪に変わるように、余分な糖分は脂肪に変換されちゃうんです。

血液の中で多すぎる糖分は脂質に変わって体をめぐります。

脂質は皮脂の成分にもなります。

そしてお肌からの皮脂の分泌量が増えます。顔の脂が増えてしまうということです。

その結果ニキビを起こしやすくなります。

 

ニキビが多くできてしまう人は糖質が多めの食事をしている場合が多いですね。

更に、お肌の水分量が増えて、刺激を受けやすくなります。細菌感染を招きやすくもなります。

敏感肌の完成!!

糖分過多の食事をするとお肌にとって良いことはあまりないです。

私も意識して糖質である炭水化物の量を少なく摂るようにしています。全く摂らないわけではないですが。

ただ、食事の際には炭水化物だけというのは避けています。

おにぎりのみや麺類のみだとどうしても糖質の量が増えるので、その分野菜とタンパク質を多く摂取するようにしていたらニキビで悩まされることがなくなってきました。

 

薬学的に付け足すと、糖質の大量摂取は体内のビタミンB1、B2の消費につながります。

 

B2は不足すると湿疹や炎症を起こしやすくなります。ここでも肌荒れの悪いサイクルが出来上がるんですね。怖いですね~。

炭水化物多く摂りすぎちゃって、ニキビ怖いなって思ったら、私はいつもより多めのビタミンBをサプリメントで摂るようにはしています。


脂質

糖質に続いて脂質も、多く摂りすぎると血液に入っていき、皮脂として分泌します。

脂肪分が多い食事をするとやっぱりお肌も脂っぽい感じになってきます。そしてニキビができやすくなります。

糖質とおなじですね。

でも、ニキビ肌の人を対象にした実験で、糖質と脂質、どちらを多く摂りすぎると皮脂の分泌が多くなるか調べた人がいます。

不思議なことに、糖質を多く摂る方がお顔の皮脂は多くなったのです。

ただし、いっぱい摂った脂肪のせいで、自分本来の皮脂の性質が変わってきます。

殺菌力や静菌力に変化が起きて、菌が増えやすくなったり皮脂が流れにくくなったりするので摂りすぎはお肌にはよくないです。

 

摂る脂肪によってもニキビを悪化しやすい、しにくいはあるようです。

豚肉の脂より牛の脂の方がニキビは悪化しにくいんですって。

まぁ何事もほどほどにが良いのですね。

 

ちなみに私はポテトチップスとかフライドポテトなど、糖質と脂質の塊の物を多く食べると必ずといっていいほどニキビができます。

すごい速さでお肌に反映されるので、やっぱり糖質と脂質の塊は避けよう日ごろから気を付けています。

食事の添え物として少し食べる分には問題ないのですけどね。

 

野菜とタンパク質を中心に毎日生活していた方が肌荒れに悩まされにくくなるので、自分で選択できるときは

1、揚げ物は避ける

2、サラダや炒め物、野菜スープなどで野菜を必ず取るようにする

3、炭水化物だけは避ける、

4、鶏肉や卵などの脂っぽくないタンパク質を選ぶ

として食事を選んでいます。

 

これだけでかなり肌荒れから解放されます。

はじめは慣れないかもしれませんが、慣れたら体がそういった物を欲しがってくるので、習慣になってしまえばこっちのものです。

糖質と脂質の摂りすぎに注意して、美肌生活を手に入れましょう!!

 

 

ありがたいことにご好評いただいております

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